« 深澤英隆著『啓蒙と霊性--近代宗教言説の生成と変容』 | トップページ | 川又俊則・寺田喜朗・武井順介編著『ライフヒストリーの宗教社会学--紡がれる信仰と人生』 »

2006.06.02

矢野秀武『現代タイにおける仏教運動--タンマガーイ式瞑想とタイ社会の変容』

矢野秀武さんから、上記のご本を頂きました。

タイの上座(部)仏教は、タイの国教であり、男子のほとんどが一時出家するという社会において、重要な位置を占めています。その中で生じた宗教運動というべきタンマガーイ(タンマカーイ)についての本格的な研究。東大に提出された博士論文が元になっています。拾い読みをさせていただいた段階では、(1)国教としての仏教が占める特別な位置は、日本と比較して実に実に興味深いと感じました。また、(2)その上座部から生じながらも、運動としてのタンマガーイがもつ、消費社会にも目を向けた性格といいますか、イベント性といってしまったら言い過ぎかも知れませんが、上座部的『伝統』との間に生じているずれが面白いと感じられました。(3)瞑想実践の内容も大いに興味を引くところです。

追ってコメントを補足したく思います。

矢野さん、有り難うございます。

(東信堂、2006年4月)

|

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。