矢野秀武『現代タイにおける仏教運動--タンマガーイ式瞑想とタイ社会の変容』
矢野秀武さんから、上記のご本を頂きました。
タイの上座(部)仏教は、タイの国教であり、男子のほとんどが一時出家するという社会において、重要な位置を占めています。その中で生じた宗教運動というべきタンマガーイ(タンマカーイ)についての本格的な研究。東大に提出された博士論文が元になっています。拾い読みをさせていただいた段階では、(1)国教としての仏教が占める特別な位置は、日本と比較して実に実に興味深いと感じました。また、(2)その上座部から生じながらも、運動としてのタンマガーイがもつ、消費社会にも目を向けた性格といいますか、イベント性といってしまったら言い過ぎかも知れませんが、上座部的『伝統』との間に生じているずれが面白いと感じられました。(3)瞑想実践の内容も大いに興味を引くところです。
追ってコメントを補足したく思います。
矢野さん、有り難うございます。
(東信堂、2006年4月)
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