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2007.06.26

academic resource guide岡本真さんによる『断酒が作り出す共同性』書評

インターネット上で学術情報を、正しく、また読者に配慮して、適切に配信することを訴え続けている岡本真さんは、もともと編集者であったとのこと。拙著『断酒が作り出す共同性』を書評してくださった。面はゆいが、ご案内。岡本さん、ありがとうございます。

アカデミックリソースガイド、書評


岡本さんは、『これからホームページを作る研究者のために』(築地書房)のなかで、そうした訴えをひとまず総括して、多くの研究者(若手のみならず!)が考慮すべき、研究者としての責任と希望について書かれています。自分の研究が何の役に立つか、考え悩むとき、一つのヒントをもらえるかもしれません。

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2007.06.24

『ママと踊ったワルツ』

……アルコール依存症になった母親が飲まずにいられなかったのは、意志が弱かったからでも、悪い人だったからでもない。温かくて思いやりのある一人の人間が、アルコールという化学物質に依存する病気になり、その物質に支配されたためなのだ…… 本書54頁より


副題に、アルコール依存症の母親を持った娘たちの癒しの物語、とあります。
書誌情報は
エレノア・アグニュー/シャロン・ロビドー著、山本幸枝訳『ママと踊ったワルツ』保健同人社、2006年。

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昨年出た本です。アダルトチルドレンの問題を自分のものとして考えておられる方に、一読をお勧めします。
本書ですばらしいと思うのは、「アルコール依存症の母親を持った娘たち」の物語が、母親の死後にいたる長期的なスパンで描かれているということ。アダルトチルドレンを、告発やカタルシスの物語にまとめてしまうのではなく、長期間にわたる生き方の模索とその報告としてまとめたもの。

著者のお二人はまず当事者なのですが、彼女らが多くの女性たちにアンケートとインタビューを行ない、学術的にも興味深い(アルコール依存症女性の娘たちについての社会学)本となっています。

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アルコール問題学会にて、報告

 6月下旬に高崎で行われる「日本アルコール問題学会」にて、6月22日に、米国でのアルコール依存症治療の歴史について、お話しました。
 思いのほか申し込みが多いということで会場が大きくなり、結局大部屋で、400人を超す方の前でお話しすることになりました。
 「依存症からの回復研究会」の仲間との共同で、「特別企画」の枠の中で行った発表は、長い時間をかけて工夫が重ねられてきた『12ステップ』というプログラムを見直そうとする、recovery dynamicsについてのものです。私は歴史的経緯を話し、他の仲間たちは、それぞれ、recovery dynamicsの考え方および実体験について語りました。また、このようなプログラムとは対極的な、作業療法によって社会性や自己表現力を培っていく、名古屋の断酒会が行っている『仲間の会作業所』からも報告いただきました。

 また、研究会の仲間で用意してきたテキストの翻訳『ビッグブックのスポンサーシップ』もこの日に学会会場で売り出すことができ、200冊近い売り上げがあったとのこと。
私自身もボランティアとして翻訳をお手伝いしました。

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