飲酒運転問題がクローズアップされるのはよいのですが……
昨年8月25日に、九州の某市職員がおこした飲酒運転事故が、
一年たって、大きく取り上げられました。
幼い子供さんが三人もなくなられた、非常に悲しい出来事が、大きく扱われています。
周囲の方々の怒り、また過去に飲酒運転事故で亡くなられた方の遺族の怒りが、
またちょうど一年目に、同市職員が再度酒気帯び運転で検挙されたことが強調されました。
これまでも飲酒運転事故の問題は取り上げられてきましたが、
以前『春秋』(2007年2月)に、この問題は悲劇性や悪質さを強調するだけではなく、
それでも酒がやめられない病気の治療に焦点を当てる必要があると
申し上げたことがあります。
飲んではいけない場面で飲んでしまうのが、とても悪いことは間違いありません。
厳罰化も必要でしょう。
しかし、それだけでは再犯防止、予防は難しいのではないか、というのが
そこでの主旨でした。
朝日新聞論説欄が、厳罰化や規制に力点を置いているが、不十分であると、批判されています。
http://www.news.janjan.jp/media/0709/0708301579/1.php
この問題については、多くのかたに考えていただければ幸いです。
上述の朝日論説(2007/8/27)は、以下にあります。
URL:http://www.asahi.com/paper/editorial20070827.html
読んでいただくとわかるのですが、遺族の方の思いに立った、記事であります。
しかし、知識を持つ関係者から見ると、知識が不十分であるがゆえに偏見を助長しかねない
一面を残している記事なのです。
難しいですね。

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